色彩心理学とは、主に色が人の心に及ぼす作用を研究する学問です。
例えば、赤い光の下では血圧が上昇したり、体温が上がったり、脈拍が早まったりする、青い光の下では、反対に血圧が下がり、体温が下がり、脈拍が安定したりするとも言われています。
心理的効果の成り立ちとは
赤は活動的、青は冷静といった色のイメージはどのように生まれてきたのでしょうか?また、どうして色が人の心理に影響を与えているのでしょうか?その1つの理由として、人類の長い歴史の中で培われた側面があります。例えば、赤は狩りの最中の獲物の血の色や、植物の熟した実の色であり、それが生きる本能や食欲と結びつき、活力や興奮・エネルギーを呼び起こすことにつながっていると考えられます。
(例)一般的な色の意味・イメージ
- 赤:外向的・行動力がある・感情の起伏が激しい
- 青:謙虚・内向的・完璧主義
- 黄色:好奇心旺盛・ユニーク・飽きっぽい・寂しがりや
- オレンジ:元気・社交的・人見知りをしない・競争心が強い
- 緑:警戒心が強い・平和主義
1人1人によっても色の印象は異なります
一般的に、「赤が元気になる」「青が落ち着く」などの色の生理的効果が知られていますが、同じ色でも、色を見たときに受ける印象や好き嫌いは、場面によっても感じ方が異なります。
普段の好んでいる色ではなく、色を見たときに「好き」と感じたか「嫌い」と感じたかは、色を見るときにどのような気持ちでいるのかによって異なります。ここから心理を読み取っていくのです。
例えば、赤色に対して 「好き」 「快」の印象を感じるときは、活動的、情熱的、行動をしたいと感じています。一方で赤色を「嫌い」「不快」と感じるときは、欲求が満たされていないときや、情熱の不足を感じています。
参考:ピーチスノウで用いられる12色とは?
太陽の光は「白色光」と呼ばれる無色透明な色です。1666年にI.ニュートンが、太陽の白色光をプリズムに通して分光したところ、虹色の帯が現れました。この白い光の中に人間が感じるすべての色の要素があります。ピーチスノウで用いられる12色は赤から紫への可視光線の色の変化にマゼンタを加え、色相の環(わ)にしたものです。
カラーリーディングに使用する12色一覧
- レッド(R・赤)
- レッドオレンジ(RO・赤橙)
- オレンジ(O・橙)
- イエロー(Y・黄色)
- イエローグリーン(YG・黄緑)
- グリーン(G・緑)
- ブルーグリーン(BG・青緑)
- ターコイズ(T・緑青)
- ブルー(B・青)
- インディゴ(I・青紫)
- パープル(P・紫)
- マゼンタ(M・赤紫)
色を用いて深層心理を読み解く
ピーチスノウでは、純色といわれる12色に対して、
1.この色が好きなのか?嫌いなのか?
2.色の心理的効果や色が持っている意味
この2つを通して、人の深層心理を探っていきます。
ピーチスノウは、12本のカラーボトル(スノウボトル)を使い、魅力を感じた色を手に取り、その順に並べます。この並び順が色に対する「快」「不快」が表れます。そして、どうしてその色に対して、「好き」「嫌い」、「快」「不快」を感じたのか、色の持つ意味とを組み合わせて、心模様をひも解きます。つまり、色は心の言葉であり、「表現された色」や「気になる色」にはその時の心理状態が反映されているのです。
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